生うどんつちやとは関係ありません。

誰のブログだろう?生うどんつちや?

大谷翔平の活躍をみて思うこと

前回のコラムに「野球には興味がない」と書いたばかりですが、大谷翔平選手の活躍をみると、今回も野球の話をしないわけにはいきません。100年に一人の逸材と言われほどの結果を今シーズンは叩き出し、目の肥えた記者たちが選ぶメジャーリーグのMVPに満票…

「俺たちゃアパッチ野球軍」

この国でしてはいけない話に、野球、宗教、政治があると言われているが本当だろうか。ぼくは野球にはほとんど興味がない。熱心にみた野球は米国に渡った野茂英雄とアニメ「アパッチ野球軍」だ。宗教に関しては身近な友人、知人に何かしらの宗教を信じている…

夕日と夕陽。

先日、 あるご縁から辻田真佐憲さんとご一緒させていただくことがありました。辻田さんは評論家、 近現代史研究者でその仕事を見たことがある人もいるかと思います 。 辻田さんはここ大隅の歴史的な資料、 史跡を見てまわる取材でいらっしゃいました。二階堂…

コロナ禍の夜に思うこと

「カラオケを葬式で流しました。」 カラオケスナックを経営している先輩から聞いた言葉です。その店は僕もよく行くのですが、家族のような接客が心地よく、年配のお客さんが多くいます。そこでは歌うカラオケをCDに焼くことができるらしく、ご自身の葬式でか…

「総裁選の前にあらためて考えたいこと」

あれだけすったもんだあったオリンピックが終わったあとは、パラリンピックが始まり、そしてそれも終わりました。今回のコラムくらいは暗く硬い話はなしで、パラリンピックについてゆっくり話したいと思ったのですが、それも許してもらえないかのように、菅…

コロナの陰謀論とコロナとの共生について

「コロナの陰謀論とコロナとの共生について」 WEBをひらくとフェイクニュースと呼ばれる真偽不明な情報やニ ュースが溢れています。例えば、 トランプ大統領がいまだに核のボタンを持っているとか、 スマホの5Gは問題だというような内容です。インターネッ…

小山田圭吾氏のいじめ問題について

小山田圭吾氏のいじめ問題について オリンピックの開会式も終わりました。 五輪関係であった多すぎる問題の中でも小山田圭吾氏のいじめ問題 について書きたいと思います。 雑誌「ロッキング・オン・ジャパン」 94年1月号に掲載されたインタビューで氏が話し…

「コークスが燃えている」櫻木みわ

櫻木みわ著「コークスが燃えている」これは集英社の文芸誌「すばる四月号」に掲載された小説です。 40歳目前の非正規雇用である「ひの子」が妊娠をきっかけに、立場の弱い女性たちから支えられたり、励まされたりして過ごす話です。妊娠という女性しかでき…

日本では「アンビルドの女王」だったザハ・ハディド

日本では「アンビルドの女王」だったザハ・ハディド 鹿児島の今年の梅雨入りは観測史上2番目に早いものとなったようです。晴耕雨読という言葉がありますが、現代では読書に代わってオンラインの講義やトークショーを視聴している人も多いかと思います。最近…

こんど塩田知事に会ったら伝えてください

塩田知事、はじめまして。 私は鹿屋市で小さな飲食店を13年やっています。以前の知事、三反園さんと伊藤さんはご来店いただきました。いや、別に塩田知事は来ないなぁと言いたいわけじゃないです。この大変な状況でうちなんかに来る時間はないとお察しいたし…

「AKIRA」

日本のマンガは『大友以前と以後に分けられる』と言われるほど、日本のマンガ史と世界のクリエイターに影響を与えた大友克洋の代表作「AKIRA」第三次世界大戦から31年たった「ネオ東京」を舞台に仲間とバイクを乗り回す金田を主人公に、ゲリラや軍隊、国連…

鹿屋のある情報誌にコラムを寄せました。

私は、鹿屋市笠之原で「生うどんつちや」といううどん屋を13年やっています。今回コラムを書かせていただくことになったのは、私は知人とフリーペーパーを作っており、ある方に相談をさせていただいたことがきっかけです。フリーペーパーの名前は「やうや…

「SNS的どぶ板」

日置市で県政史上、最年少の市長が誕生したようです。当選した永山氏には、その若さもあり多くの人たちが期待を寄せています。 私は新市長がどんな方なのかは存じ上げていないのですが、彼は自身のFacebookで「私は、対立候補と戦っているのではありません。…

NHK 『プラネットアース』~とにかくすごい番組です。

『プラネットアース』(英題:Planet Earth)は、イギリスのBBCによる自然ドキュメンタリーシリーズ。日本のNHK、アメリカ合衆国のディスカバリーチャンネルとの共同制作番組みたいです。 同じNHK の生き物地球紀行のすごいバージョンと思っていただいていい…

『わたしたちに許された特別な時間の終わり』~才能があることは人を不幸にするのか?

2014年に劇場公開されたドキュメンタリー映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』見ました。 これは、ドキュメンタリー監督であり、俳優としても活動する太田信吾が「ミュージシャンとしての成功を夢見た友人の自殺」という事実を題材に、実に7年と…

映画『この世界の片隅で』~自分の居場所をつくるには~

『この世界の片隅で』見てきました。 前情報のとおり素晴らしい映画でした。 本当に素晴らしかったです。 ≪ここからは、壮大なネタバレがあります。≫ 話は、広島から嫁いだ「すず」が戦争の時代を生きる話です。 原作は漫画です。私は読んだことはないのです…

ナイトクローラー

主演のジェイク・ジレンホールが狂気でよかった。 最初は、本当にコソ泥って感じで、それがどんどん「実業家」(括弧付き実業家)になっていくところがよい。 全てにおいて、ネタでやっていたものが、ベタになっていく。 ネタ(ただ、金稼ぎ)でフリーのカメ…

her 世界で一つの彼女

「her 世界で一つの彼女」 『マルコヴィッチの穴』『かいじゅうたちのいるところ』で高い評価を得た監督スパイク・ジョーンズの作品。元妻であるソフィア・コッポラは、夫と共に訪れた東京で、ひとり置き去りにされた体験をもとに「ロスト・イン・トランスレ…

シン·ゴジラの感想

シン・ゴジラの感想です。 ネットでの事前の評判が良すぎて、なんか正直言ってハードル上げ過ぎてたかもしれない。 それでも、率直に言って面白かったです。 まずは、一番評価できると思ったのは、やはりこの国が米国の属国であることをストレートに描いてい…

ばしゃ馬さんとビッグマウス

脚本家を目指す、女の人と、口ばかりだけの若い男の話。 麻生久美子演じるばしゃ馬さんは、才能ないのにひたすら書き続けます。 あそこまで書いてるのに、なぜあそこまで評価されない(評価と言ってもコンクールの一次審査すら通らない。)のは、疑問。 あそこ…

映画『チョコレートドーナツ』

映画『チョコレートドーナツ』 ゲイカップルの二人は隣に住む、マルコを気にかけていた。 マルコはダウン症の15歳の少年。 マルコの母親はドラッグ中毒者で、ドラックをきめて男を連れ込んでいる間はマルコを一人夜の街に追い出すようなことをしていた。 …

映画『スタートレック』

(やや、ネタバレあります。) 古くからある海外のSFドラマシリーズ。(思えば、スターウォーズ、M:i:Ⅲ と昔からあるものを復刻させている監督でもありますね。) 僕の「スタートレック」の思い出は、子供のころ学校から帰るとテレビでやっていて、変だけ…

映画『ジャージー·ボーイズ』

クリントイーストウッド監督作品。 彼の作品はほとんど見ていると思います。 今回は実際に存在したグループのザ・フォー・シーズンズの話。 聞いたことない人もいるでしょうが、後で紹介する歌はきっと聞いたことがあると思います。 スターとは言え、実在し…

映画『セッション』

これは、ジャズドラマーを目指す青年が、アメリカでも有数の音楽大学に入学できて、そこでまさに文字通り鬼のようなフレッチャー先生(JKシモンズ)と出会い、成長していく話です。 成長というか、「父」と「子」との関係から一人の人間が自立していく話で…

映画『複製された男』~恋人は自分と入れ替わっても気づかいないのか?

7/18(金)公開『複製された男』予告編 ナイトクローラーのジェイク・ジレンホールが演じる、大学講師で歴史を教えている男がいます。ある日、自分で瓜二つの男が映画に出ていることに気づきました。 講師の男は、俳優の男を調べて、近づくことにしました。 大…

映画『鑑定士と顔のない依頼人』~愛とは何か?

『鑑定士と顔のない依頼人』 ジェフリー・ラッシュ演じる、美術品の鑑定士であり、それを競売にかける競売人でもある男の話です。 (ジェフリー・ラッシュは映画『シャイン』にも出ていましたね。これは素晴らしい映画なので、ぜひ見てください。) もう60…

『劇場版名探偵 ホームズ』~宮崎駿はギャグとアクションの人

『劇場版名探偵 ホームズ』 全26話中を、最初の6話宮崎駿が監督したようです。1984年みたいです。 『未来少年コナン』(1978年) 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)の後で、『アニメージュ』1982年2月号より『風の谷のナウシカ』の連載が始まり…

『新劇場版エヴァンゲリオン』~シンジ君はまさに世界なのかも。~

エヴァ三作見ました。 エヴァンゲリオンはTVアニメに始まって、いくつかの映画もあります。 ただでさえよくわからない内容なのに、劇場版がいろいろとあって混乱します。 今回、最新作の序、破、Q を久しぶりに見てみました。 見たことある人はわかると思い…

千と千尋の神隠し~子供から大人になるということ~

何度目か自分でもわからないのですが、「千と千尋の神隠し」を見ました。 4歳の子供と一緒です。 子供には少し怖いところもあるのか、怖がりながらもずっと最後まで集中してみていました。 多くの人が見ている映画なので、説明はいらないでしょう。 この映…

フライトゲーム~リーアム・ニーソンはかっこいい~

リーアム・ニーソンはかっこいいです。 犯人が分かるまでは、すごく雰囲気があって見ごたえあります。 あとミシェル・ドッカリーはきれいです。 この作品はそれくらいしかないのですが、監督のジャウム・コレット=セラのほかの作品「エスター」と「記憶探偵…