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her 世界で一つの彼女

「her 世界で一つの彼女」
『マルコヴィッチの穴』『かいじゅうたちのいるところ』で高い評価を得た監督スパイク・ジョーンズの作品。元妻であるソフィア・コッポラは、夫と共に訪れた東京で、ひとり置き去りにされた体験をもとに「ロスト・イン・トランスレーション」(03)を撮った。本作は、そのアンサーにも見える。
AIと恋愛して、すっかり愛してしまう男の話。
最後は、OSが消えるということでその恋愛は終わる。
OSながら、嫉妬したり、嫉妬させたりして恋愛対象である人間をその気にさせる。しかし、同時に8000人以上と恋愛していることがわかり、徐々にその恋愛にもほころびがみえてくる。女優スカーレット・ヨハンソンがOSの声だけで演じる。
実際の人間との恋愛やコミュニケーションを求めつつもうまくいかない現実があるときにAIとの恋愛、コミュニケーションはこれから大いに可能性と、現実性がある。これは、近未来の私たち人間のあり方を描いた映画ともいえる。